モグニャンは尿路結石の原因になる?原材料や結石の原因から解説!

診察を受ける猫の画像

「モグニャンが尿路結石の原因になるって本当…?」Amazonに投稿されている口コミを見て、事実はどうなのか?調べている人は多いと思います。

 

モグニャンの公式HPを見る限りではとっても良いフードに見えるけど、どちらかと言えば口コミの方が信頼できる気がしますし正直迷っちゃいますよね…。

 

そこでこの記事では、モグニャンに配合されている成分や尿路結石の原因などからモグニャンは尿路結石の原因になるのか?について考察していきます。

 

最後まで読んでいただければ、モグニャンは尿路結石の原因になるのか?ならないのか?理解出来ます。是非参考にしてくださいね。

 

 

モグニャンは尿路結石を引き起こすフードなの?

?と女性の画像
Amazonの口コミを見ると、「モグニャンを食べて尿路結石になった」といった口コミが多く見受けられます。ですが、実際の所モグニャンは尿路結石の原因にならないと考えています。

 

次のパートでより詳しく解説しますが、尿路結石の原因は「尿のPhがアルカリ性に傾いてしまうこと※1」です。

 

白身魚を主原料にしたフードと比べて、チキンを原料としたフードは尿をアルカリ性に傾ける傾向があることがわかっています。また、炭水化物が多くタンパク質が少ないフードも同様に尿をアルカリ性に傾けます。

 

モグニャンは白身魚を主原料としたキャットフードで、炭水化物が少なく尿のPhを酸性に傾ける効果が期待出来るクランベリーが配合されており、どちらかと言えば尿路結石に配慮されたフードです。

 

また、一部のサイトで「モグニャンを食べた後に尿のPhを計測したところ強いアルカリ性に傾いていた」との検証がされていますが、おそらく測定方法が間違っています。

 

猫ちゃんの尿のPhは一日中変動しており、餌を食べた後すぐの尿はどんな猫ちゃんでもPh8.0~9.0程度のアルカリ性に傾きます。

 

猫ちゃんに与えるフードが尿のPhに及ぼす影響を調べるためには、1日を通して何度か尿のPhを計測し1日の間でのPhの変動を見てあげる必要があります。

 

話が少しズレましたが、モグニャンは成分のバランスや配合されている原材料から見ても尿路結石に配慮されたフードと言えるのでAmazonの口コミは信憑性に欠けると考えます

 

※1 出典:『猫の尿石症』 論者:京都大学大学院農学研究科 舟場正幸  ヤマザキ学園大学動物看護学部 阿部又信

 

猫ちゃんの尿路結石の原因とは?

獣看護師の画像
猫ちゃんの尿路結石で最も多く見られる「ストルバイト結石」の場合、その原因は、尿のPhがアルカリ性に傾いてしまうことです。

 

逆に、「シュウ酸カルシウム結石」の場合は、尿のPhが酸性に傾いてしまうことが原因であると考えられています。

 

具体的に言うと、尿のPhが常に7.0を超えたアルカリ性の場合「ストルバイト結石」に、5.9以下の酸性の場合「シュウ酸カルシウム結石」になるリスクが高まると言われています。

 

健康な成猫の尿のPhは、1日の間でほとんどの期間6.0~6.6の間で推移します。(食後のPhは別)

 

そのため、何日間か猫ちゃんの尿のPhを計測してみてPhが7.0を常に超えている場合や5.9を常に下回っている場合は飲ませる水の量を増やしたりフードの種類を変えるなど何らかの対策をとることをおすすめします。

 

モグニャンの原材料から尿路結石との関係を考察

薬品を調合する科学者の画像
最初に簡単に説明した通り、モグニャンの原材料を見ている限りモグニャンが尿路結石を引き起こすフードであると考えるのは無理があります。

 

モグニャンの主な原材料は白身魚です。白身魚は、チキンと比べた場合尿のPhがアルカリ性に傾く原材料です。※1

 

また、モグニャンは穀物が配合されておらずつなぎの芋類・豆類の配合量も抑えられています。そのため、他のフードと比べて尿を酸性に傾ける炭水化物が少なくなっています。

 

その他、健康維持の為の原料として配合されている「クランベリー」には尿を酸性に傾かせる効果が期待出来ると言われています。

 

今回紹介した特徴的な成分以外の原材料についても、尿をアルカリ性に傾かせる要因となる原材料は配合されていないんです…!

 

そのため、モグニャンは尿路結石を誘発するフードと言うよりも、尿路結石予防の対策がされたフードであると考えるのが自然です。

 

 

※1 出典:『猫の尿石症』 論者:京都大学大学院農学研究科 舟場正幸  ヤマザキ学園大学動物看護学部 阿部又信

 

尿路結石が気になる人は一度試してみることをおすすめします

餌を勧める獣医師の画像
Amazonの口コミやネット上の検証を見た結果、どうしてもモグニャンが尿路結石の原因になるフードではないと思えないと言う人は多いと思います。

 

その場合、一度100円のお試しモニターを試してみてはいかがでしょうか…?

 

猫ちゃんによって合う合わないもありますし、飼育環境でも尿のPhは変わってきます。

 

なので、一度愛猫にモグニャンを食べてみてもらって実際に尿のPhがどう動くのか?自分の目で確かめてみるのがおすすめです。

 

尿のPhを計るときは、必ず一度だけではなく1日に何度も測定して1日の動きを見てください。食後は必ずPhがアルカリ性に傾くので一度だけの測定は参考になりません。

 

また、水を飲む量が多いと尿の成分が薄まってPhも弱酸性に近づきます。そのため、フードを変えたときに1日日飲んでいる水の量についてもしっかり観察してみてください。

 

また、1日2日尿のPhがアルカリ性になったところですぐに尿路結石になることはありません。そのため、お試しが猫ちゃんの身体の負担になることはないので安心してください。

 

ネット上の情報だけではどうしても納得出来ない人は、一度自分の目で事実を確かめて納得するのが良いと思いますよ。

 

 

まとめ

今回紹介したこと

  1. モグニャンの原材料を見る限り尿路結石の原因になるフードだとは考えられない
  2. 「ストルバイト結石」の原因は尿のPhが常に7.0を超えたアルカリ性であること
  3. 「シュウ酸カルシウム結石」の原因は尿のPhが常に5.9以下の酸性であること
  4. どうしてもモグニャンが信じられない場合100円お試しで実際に尿のPhを計るのがおすすめ
  5. 1日2日の尿のPhの変動ですぐに尿路結石になることはないので猫ちゃんに負担はかかりません
  6.  

今回は、モグニャンの原材料からモグニャンが尿路結石の原因になるのか?について考察してきました。

 

モグニャンは白身魚を主原料としたフードで、穀物も配合されておらず尿路結石の原因になるフードであるとは考えがたいです。

 

猫ちゃんの尿路結石で最も多い「ストルバイト結石」の原因は、尿のPhが7.0を超えたアルカリ性に傾いてしまうことです。

 

一方で、次に多い尿路結石である「シュウ酸カルシウム結石」の原因は、尿のPhが5.9を下回る酸性に傾いてしまうことです。

 

どうしてもモグニャンが信じられない場合、100円のお試しセットを猫ちゃんに食べてもらって尿のPhを1日がかりで計って見ることをおすすめします。

 

実際に自分で確かめた情報が最も信頼出来る情報なので、テストをすれば事実を知ることができるからです。